海外生活と嫁と筋肉と

25歳で大手企業を辞め、海外企業に転職、嫁と一緒に海外生活している人のブログ。

インドネシアとコロナ~PCRを3回受けた人~

毎週更新を心に誓ってはや半年。

ここまでで更新した記事は1つ。

 

別に忙しかったわけではない。

何か他のことに熱中し、ブログの存在を忘れ去っていたわけでもない。

 

さぼっ

ではなぜか、考えに考え抜いた。

雨の日も晴れの日もバンジールの日も。(インドネシアの洪水のこと)

 

そして私はある重大なことに気づいてしまった。

 

 

どうやらインドネシアと日本では時間の流れが違うらしい。

さぼっ

 インドネシアはどんな国か、という話をする際、

よく ”ゴム時間” という言葉が出てくる。

 

要するに時間とは伸びるものであり、守るとかそういうもんじゃない

という概念である。

インドネシア人の時間のルーズさを正当化する苦しい言い訳なのであるが、

どうやら私はこのゴム時間の悠久なる流れに巻き込まれてしまっていたらしい。

さぼっ

 

本当である。

インドネシア人の使うゴム時間は言い訳だが、私のはマジである。

信じてくれない人とは今後のかかわり方を考えていきたい所存である。

 

 

話は変わるが、というより本題に移るが、

2020年4月から7月まで、日本に一時帰国していた。

 

理由は明快、コロナである。

駐在員は会社から帰国命令が出ていく中、

私は現地採用の身であるため、特に帰るという選択肢は持たない。

 

しかし、一足先に一時帰国していた嫁の家族がコロナかもしれないという疑惑があがり、なにかあったらやばいということで、会社に帰国を申し出た。

 

面会禁止の企業が多く、在宅勤務であったこともあり、

リモートワークで、ということで会社も許可を出してくれた。

 

そこからずるずる3か月、家族も無事であったし、なんだかんだ日本を満喫して、

ついにインドネシアへ戻ってきた。

 

私だけ。

 

そして先日、ようやくインドネシアでの2週間の自宅待機を終えた。

日本帰国時、インドネシア入国に必要な証明書のため、に続き、

3度目のPCR検査を終えた。

 

鼻の粘膜が枯れ果ててしまったようである。

はっきりいって痛かった。3回とも泣いた。

泣いた後くしゃみもでた。

 

先程、私だけ戻ってきたと述べたが、嫁は依然日本にいる。

コロナの状況がいまだ芳しくなく(8月2日時点で11万人越え、ピークは9月ではとも言われている)、

罹った際の医療レベルにも不安があるため、まだ戻らないほうが良いということである。

他にも理由はまぁあるが、今度述べるとする。

 

ともかく問題は、嫁と離れ離れになるということである。

つい先月に結婚1周年を迎えた、まだピヨピヨな夫婦であるため、シンプルに精神的に嫌なのもある。

それより、私が海外生活という世界に引き込んで、これまで散々苦労をかけてきたにもかかわらず、

ここで結局離れ離れかよと、嫁になにもしてあげられていないどころかむしろ奪ってばかりじゃないかと、

とにかく申し訳ない気持ちがたくさんである。

 

どうしようもない部分もあるし、

そうでない部分もある。

 

それでもいずれ待つゴールを、いやスタートを目指して、

少しずつ進んでいくしかないのであろう。

 

コロナの影響がここにきて、それも思わぬ形でやってきたが、

人類の勝利を、そして私たちの勝利を目指していこうではないか。

 

それでは聞いてください。

映画『レ・ミゼラブル』より、”民衆の歌”。どうぞ。

 

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