インドネシアでタンパク質〜葛藤編〜
かつ調べども調べども具体的な情報があまりでてこなかったこと、
それは、
タンパク質、
とれますか!?
これである。
ジムはどんなにしょぼくても、
重りさえあれば筋肉は哭く。
ジムそのものがなかったとしても、
重力さえあれば筋肉は吠える。
要するにジムが不自由なことに関してはどうとでもなる。
むしろ与えられた環境でいかにやるか、
そこが工夫のしどころなのではないかとすら思う。
ただタンパク質、てめえはダメだ。
君の代わりなんていないんだ。
君がいないと、筋肉は抜け殻のようになってしまう。
いつでも探すことになってしまう。
向かいのホーム、
路地裏の窓、
そんなとこにいるはずもないのに。
交差点でも、夢の中でも、シンガラジャ通りでも、
探し彷徨う日々が待っているのか。
そんなのいやだ。
・・・・・・・・。
と、少々前置きが長くなったが
(ここまでで約400字強、原稿用紙一枚だ。並の小学生ならとっくに力尽きる文字数を駆使して前置きを書いた。
これが大人の力である。)、
要するに、今回のテーマは、
インドネシアで高タンパク生活を送れるのか
ということである。
一か月インドネシアで暮らした所見では、
無理。
これさえあれば、みたいなものは現状見つけられていない。
鶏肉はすごく安い。
胸肉100gで40円くらいで買える。
ただ異常なくらいパサパサだ。
多分鶏も良いもの食わせてもらってないんだろう。
日本の鶏は恵まれている。
鶏の世界にも格差社会がはびこっていることが浮き彫りになったが、
そんなことどうでもいいからうまい鶏肉を食わせて欲しい。
ちなみにケンタッキーもちょっとまずい。
このブログを書きながら、
じゃあもも肉買えばいいじゃんってことに気づいたため、明日試してみようと思った。
(なんでそんな単純なことに気づかないかというと、トレーニーは、鶏肉=胸肉という学習過程を経ているからである。
誰にも責められるべきことではない。)
では他のタンパク源はどうか。
例えば魚。
こいつもめちゃくちゃ安くスーパーで売っているのだが、私の衛生観念がこいつを食べることを許そうとしない。
魚を売ってるのか寄生虫を売っているのか、
私の浅いインドネシア歴では判断がつかない。
あとやたら種類が豊富なため、どうしたら良いのかもわからない。
仮に一尾買って、自宅に連れ帰ったとて、
私はまな板にそいつを置く、それより先の工程を知らないため、
キッチンで立ち尽くすことになろう。
そんな中、1つ注目しているものがある。
それは
テンペである。
日本でも最近少しスーパーフードとして売っているようなのだが、
どうやら大豆を発酵させたものらしい。
テンペ。
テンペ。
テンペ?
やたら既視感のようなものを覚える語感だが、何も思い出せない。
まあ"ぺ"で終わる単語に悪い奴はいないだろう。
テンペ菌というもので発酵させたらしく、
日本でいう納豆みたいなもの。
ただ、納豆なんかよりは臭いもなく、
固めて売られていることもあり、非常に汎用性が高い。らしい。
菜食主義者が肉の代わりに食べたりするような代物。らしい。
とりあえず試してみる価値はありそうだ。
ここまで読んでいただいた方がいるとするのなら、
とりあえず謝っておいた方がよいと思っている。
こんなに長く書いておきながら、
"今度試そう"みたいなことばっかり言って、
なにも収穫がなかったのではと推察する。
恐らくこの記事で一番有用なことは、
ケンタッキーがちょっとまずいってことではないか。
タンパク質への探求は、私のインドネシア生活で最も大きなテーマであるゆえ、
これからも挑戦していきたい次第である。
それで、これぞというものがあれば
また紹介させていただきたい。