かっこつけたい男の性

 

他人(特に女子)からかっこよく思われたい。

 

この世に生を受けた地球上の全男子が常々考えていることである。

男子の行動原理は基本的にこれで全て説明がつく。

異論は認めない。

 

しかし、世の中にはかっこいい男ばかりではない(容姿とかの話ではなく)。

 

あいつは一体なにを考えているんだ.....?

みたいな男が街中をうろうろしているのも事実。

 

それはなぜか。

 

「かっこいい」の定義が人により違うからである。

目指す姿と現実の自分とのギャップの埋め方が、多種多様すぎるからだ。

 

 

かくいう私も他人(特に女子)からかっこいいと言われたい男子の1人であり、

その阿呆さ加減には自分でも時々辟易する。

 

私の中にはどうやら、

「興味なさげなのに、しれっとなんでもこなせるやつ。」

「普段適当な感じなのに、抑えるとこは抑えてるやつ。」

「いざとなったらめちゃ頼れるやつ。」

 

みたいなものにかっこよさを覚えるらしい。

 

主人公タイプではなく、

終盤に主人公をめちゃくちゃ助けてくれるやつ。

加えて、

才能がものすごくて、かつ過去の大きな事件のせいでトラウマがあったり、心を閉ざしがちだったりして、基本的に冷静。

だと尚良い。

 

NARUTOでいうと、カカシ先生。

スラムダンクでいうと仙道とか流川。

 

そのあたりが私の目指すかっこいい像に近いようだ。

 

しかし、

私のかっこいい像を実現するためのハードルは異常に高い。

 

なぜなら、才能があることが前提だから、

才能のない私は影でこそこそとトンデモない努力をしなければならないからだ。

 

しかも何でも出来る男にならなければならない。

努力の方向性は放射状に広がっている。

 

ある時はペン回しを始め、

またある時はルービックキューブを6面揃えられるようにした。

 

ヒトカラに通い詰め、アロマを勉強し、

筋トレをしながら坐禅もした。

 

 

モテたいを目指した私であったが、

 

我ながらとてつもない遠回り

である。

 

そんなことをしているヒマがあるなら中身を磨けよ、と自分を責めたら、

これが男の性なのだ、と自分に言い返された。

 

どっちも一理ある!

 

と自分で判決を下しながら、

私はキャンプをスマートにこなす方法をリサーチしている。